かわうそブログ

教師を辞めて無職の20代男が未経験からプログラマーになる過程を発信します。

学級崩壊が起きる原因と対策を紹介します。[担任一年目向け]

 

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どうもかわうそです。

 

学級崩壊という言葉を聞いたことがあると思います。

 

見たことがある、もしくは自分の学級がそうだったと言う人も少なくはありません。

 

〜学級崩壊とは〜

 

学級崩壊とは、児童生徒の私語や勝手な行動により授業が成立しないなどの状態が継続し、通常の手法では問題解決が図れない学級のことです。

 

今回は、学級崩壊がなぜ起こるのか。

 

また、起こさないための対策を紹介していきます。

 

〜学級崩壊はなぜ起こるのか〜

 

学級崩壊は、様々な要因が重なって起こります。

 

あげたらきりがないので、そのいくつかを紹介していきます。

 

・教師の指導力不足

 

 指導力と一言に言っても、授業や学級経営、生徒指導など幅広くあります。

 

教育委員会が認定した「指導力不足の教員」の人数は、

2000年から今までのデータでは約10倍にも多くなっています。

 

その原因として、 ベテラン教師の指導力不足もありますが、教員採用試験の不採用者の多さから、これから教師になろうという人にも問題がある事がわかります。

 

・親の責任・

 

このご時世ですから、両親ともに働きに出る家庭が多くなったこともあり、子どもを充分にみてあげられなくなっていること。

 

そして何より、「ダメなことはダメ」と叱れる親が 少なくなってきていることもあります。

 

そのせいもあってか、学校現場でも大人に対しての尊敬が少しばかり薄れてきているように思えました。

 

・幼児期に忍耐力をつけてこなかった・

 

 何かに取り組む際、まず説明を聞いてから行う。

 

これが我慢できずに勝手に行ってしまう。

 

友達と喧嘩になった時に、すぐに暴力で解決しようとする。

 

このような事が低学年では多いように感じます。

 

幼い頃から、我慢することを身につけておく事が大切だと思います。

 

・社会の教育力の低下・

 

自分たちが育ってきた環境は、親や先生だけではないはずです。

 

地域のお店の人や家のお隣さんなどたくさんの人に育てられてきました。

 

僕も近くの駄菓子屋のおばちゃんや近所の人たちにはたくさんお世話になりました。

 

最近では、 近所での交流が減り、おかずのおすそ分け、挨拶などがなくなってきているように思います。

(そのくせ噂は多い...)

 

「隣に住んでいる人がどんな人か知らない」なんて家庭もあります。

  

・モラルの低下・

 

インターネットでSNSが普及してきたこともあってか、子どもたちのモラルが低下があります。

 

公共の場ではやってはいけないこと、ルールなどが簡単に破られてしまっていることも。

 

また、何かあるとすぐに写真に収めてSNSに投稿しようとすることもありますね。

 

商品を撮影したらお店に確認を取らないといけないですし、第三者が写ってしまっているのにSNSにあげるのは言語道断ですね。

 

撮影モラルが著しく低下していると思います。

 

 

他にもたくさんの原因があります。

 

担任一人の責任というわけではなくて、周りと協力して子どもを見る事が大切なのかと思います。

 

では、学級崩壊を起こさないためにどのような対策をしていくべきなのでしょうか。

 

〜学級崩壊しないための対策〜

 

学級崩壊を起こさないためクラスは、

「子どもたちが先生、友達の話をしっかりと”聞く”ことができているクラス」

だと僕は思います。 

 

友達の意見をじっと耳をすませて聞くことができている授業をイメージしてみてください。

 

また、意見を発表している子どもの気持ちはどうでしょうか。

 

自分の意見をしっかりと聞いてもらえて嬉しく、安心しているはずです。

 

友達の意見をしっかりと”聞き合える”クラス

にすることができれば学級崩壊は起こりません。

 

〜まとめ〜

 

いかがでしたでしょうか。

 

学級崩壊が起こる原因は様々で、担任だけでなく多くの要因が重なって起こることがわかってもらえたかと思います。

 

担任ができることは、

・しっかりと”聞き合える”クラスにすること

・一人ではなく必ず周り(地域や家族、学年の先生)と協力して子どもを見ること

が大切です。

 

一言に”聞き合える”クラスと言っても難しいかとは思いますが、学校には様々な先生がいらっしゃいます。

 

子どもたちが友達の意見に耳を傾けて”聞き合えている”クラスの授業や先生の言葉かけをしっかりと見させてもらうようにしましょう。

 

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