子どもに言うことを聞いて欲しい時の言葉のかけ方を紹介します。
どうもかわうそです。
「子どもが言ったことをやってくれない。」
「やめなさい!って言ってもやめない。」
こんな経験はないでしょうか。
僕も教師を3年間やっていましたが、1年目の時は
「◯◯しなさい!」
「廊下は走るな!」
などと叱ってばかりいました...
(あの時の自分を叱りたいです)
しかし、そんなことをしても最初は怒られたことでやりますが段々とやらなくなっていきます。
そんな場合は、言葉のかけ方に一工夫を入れるだけで子どもの行動が全く違うものに変わっていきます。
「◯◯しないで!」
「早く◯◯しなさい!」
こんな風に子どもに伝えてはいないでしょうか。
今回は、子どもが言うことを聞くようになる言葉かけの工夫を紹介していきます。
子どもに何かをお願いする時、叱る時などにぜひ使ってみてください。
〜言うことを聞いて欲しい時の言葉かけ〜
”特別感をだす”
「◯◯しなさい!」
「◯◯して欲しい。」
↓
「太郎君にだけは頑張って欲しい。」
「花子だからお願いしたいんだけど...」
このように変えると、「自分」が特別感がでます。
「自分」だから言われているんだ、と優越感を感じ、お願いに答えてくれやすくなります。
特に太郎、花子のように名前を入れてあげるとより効果があります。
”一緒にやる”
「◯◯しなさい!」
「◯◯して欲しい。」
↓
「一緒に◯◯するの手伝うよ。」
この言葉は魔法の言葉だと思っています笑
「面倒臭い」「やる意味がわからない」と思っていても、
「一緒に」と言われるとなぜかやってしまいます。
学生時代の
「一緒にトイレ行こう。」
生活での
「コンビニ行こうよ。」
がいい例です。
用はないのに付いて行ってしまいますね。
「一緒に」と言われるだけで、任せきりにもならず、
「手伝うよ」と言われるだけで、「自分の役割」なんだと認識し行動します。
”やらないメリットを伝える”
「畑に入りません!」
「ここで遊んじゃダメ!」
↓
「畑に入ると、いろんな薬が巻かれているから治らない病気になっちゃうかもよ。」
「ここで遊ぶと、車が来て轢かれてしまうよ。」
例えがとっさに思いつかず下手くそですみません...
用は、やらないほうがメリットだと思わせることが大切です。
ただ「やってはいけない」とストレートに言われるだけだと、やってみたくなり逆効果です。
やると後悔すると言う具体例を入れるといいでしょう。
〜まとめ〜
いかがでしたでしょうか。
よく、「◯◯しなさい!」とストレートに伝えがちになってしまいます。
意識して一工夫した言葉かけをするだけで子どもの行動は自分にとっても子どもにとっても良いものになります。
最初は難しいかもしれません。
注意をする時や何かお願いをする時に一度考え、一工夫した言葉かけをすることをオススメします。
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