かわうそブログ

教師を辞めて無職の20代男が未経験からプログラマーになる過程を発信します。

子どもが話を聞くようにする3つの話し方[担任一年目向け]

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どうもかわうそです。

 

「教室内がうるさくて指示が通らない。」

「子どもが話を聞いてない。」

 

こんな経験はないでしょうか。

 

僕も教師を3年ほどやってきましたが、1年目の時は全く指示が通らず困ったことがあります。

 

「先生の話はなんでもちゃんと聞きなさい。」

 

なんて今の時代親は言ってくれません。

 

したがって子どもも聞こうとはしません。

 

では、どうやったら話を聞いていくれるでしょうか。

 

今回はそこを考え、自分が実践したことを3つほどまとめてみました。

 

読んでくださった方の学級にも使えそうなものがあったら是非使ってみてください。

 

〜子どもが話を聞くようにする話し方〜

 

”オウム返しをしない”

 

これはどこの学校でもよく言われていると思います。

 

では、なぜいけないのでしょうか。

 

それは、「子ども同士で聞き合うことがなくなる」からです。

 

・発言する声が小さい子ども

・いいことを言っているのに説明が下手な子ども

 

こう言った時に、教師は自分の声で言い直してしまいがちです。

 

しかしそれは、

・先生の言葉

・子どもの言葉

どちらを聞くでしょうか。

 

もちろん「先生の言葉」です。

 

わかりやすいし、聞き取れる声量で言っているのですから当たり前ですね。

 

しかしこれでは、

「先生が言い直してくれる」

そんな意識を子どもたちにもたせてしまいます。

 

確かにこれで、先生の話は聞いてくれてはいますが、友達の話を聞けない子ども達にいい学級は生まれません。

 

オウム返しをしないためには、先生の強い意思と我慢が必要です。

 

「先生は友達の言ったことは言い直しません。自分たちでしっかり聞くんだよ。」

 

といって宣言するなどして気をつけていきましょう。

 

”緩急や強弱をつける”

 

 同じリズム、同じ声の大きさでだらだらと話をされると退屈になります。

 

大学の講義とかにありがちですね。

 

しかし、ただ大きな声で話せばいいというものではありません。

 

大きな声の後に大事なことを小さな声で言うと、子ども達は集中して聞くこともあります。

 

小さな声があってこそ、大きな声も活きてくるのです。

 

漫才やお笑いを見ているとそれが顕著に使われていて勉強になります。

 

別にクラスで漫才をしろと言っているのではなく、話し方に注目して真似してみるといいかもしれません。

 

”今時の子どもにあった話し方をする”

 

最近では、YouTubeTikTokなど、短い時間でオチまでつけるコンテンツが流行ってきています。

 

子どもたちも速いテンポで短い時間でという文化に囲まれて生きてきているのです。

 

ゆっくり話すことも大切ですが、そればかりでは退屈してしまうと思います。

 

時代の変化に伴い、話し方を変えることも必要なのではないでしょうか。

 

〜まとめ〜

 

いかがでしたでしょうか。

 

自分も一年目の時は、子ども達に話を全く聞いてもらえず、とても苦労しました。

 

しかし、話し方や学級も決まりを少し工夫するだけでも雰囲気はガラッと変わってきます。

 

3年目には十分に話を聞いてもらえるようにもなりました。

 

聞いてくれないからと子どものせいにしたり、自分を貶めたりするのではなく、話し方を少し変えてみてはいかがでしょうか。

 

その方法が間違っていたとしても、変えようとする先生の熱意は、必ず子どもに伝わるはずです。

 

 参考になった本はこちら

 


全員を聞く子どもにする教室の作り方 / 多賀一郎 【本】

 


全員参加の全力教室 やる氣を引き出すユニット授業 [ 杉渕鐵良 ]

 

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