コロナで休校!?休校の際に教員ができる4つのこと。
どうもかわうそです。
新型コロナウイルスの対応について政府から休校の要請を受け、3月2日から休校になる学校が増えているようですね。
自分の学校も休校になり、次に子供たちと会うのは4月という、なんとも突然な別れとなってしまいました。
悲しみに浸って休みたい気持ちもありますが、
子供が休みの間も教員は出勤します。
さて、この期間に教員はどのようなことをするべきなのでしょうか?
今回は、管理職に聞いた休校中に教員ができることを紹介していきます。
半端な形で学年が上がることになってしまいましたが、子供たちがスムーズに学校に来られるよう、着々と準備を進めていきましょう。
休校の際に教員ができること
1.返せなかったテストの丸つけやノートの確認
まずは成績をつけるためにも預かっているテストやノートをチェックしましょう。
おそらく急に評価せざるを得なくなったので、最終日にノートの回収や、できるテストをたくさん行ったかと思います。
本気でやれば1日あればできる仕事だと思うので一気にやってしまいましょう。
これを一番にやる理由は一つです。
学校のものではなく、人のもの
だからです。借りているものを後回しにして、返すときに充分な状態じゃなく返された場合、貸した側は嫌な思いをすると思います。
それは、ノートやテストだけでなく、借りた本やゲーム、あるいはお金もそうです。
ノートやテストは、買っているのは家庭です。
真っ先に見て、返せる状態にして保存しておきましょう。
※ノートを見たら、コメントを書いてあげるとよりいいです。
2.通知表や要録の作成
テストやノートのチェックが終わったら、評価や所見を作っていきましょう。
時間がかかる仕事だと思いますし、ずっとやっているのも大変だと思うので他にできる仕事も挟みつつできるといいですね。
ただ、ギリギリまで放置しておくと、子供といる時間が空いてしまうので忘れないうちに書いておきましょう。
※日々の生活で良かったところを書ける所見ノートを作成すると、スムーズに書けます。
3.教室環境の整備
1年間使った教室です。感謝の気持ちをもって綺麗に掃除してあげましょう。
次に使う学級のために壊れているところがないか、コンセント類の確認や備品のチェックもしておきましょう。
また、急な休校だったため、子供が1日で全部の荷物を持ち帰れなかった学級もあるかと思います。
(自分の学級もそうでした...)
4月に学校に来た時にまとめて持ち帰れるように、一人一人の持ち帰るものをまとめておきましょう。
※プリントやノート、手紙などは封筒に入れておいてあげると持ち帰りやすくなります。
4.次の学年への引き継ぎ
3月後半には次にもつ学級がわかってくると思います。
1年間もった学級を細かく説明できるように資料にして次の担任の先生に渡せる準備をしていきましょう。
一人一人どんな性格か、あの子にはどんな支援が必要か。
伝えてあげるべきことはたくさんあるはずです。
〜まとめ〜
1.テストやノートの確認
2.通知表や要録の作成
3.教室環境の整備
4.次の担任への引き継ぎ
休校の間にも教員のできることはたくさんあります。
これでも時間がある方は、次にもつ学級での授業を考えておくと余裕をもって来年度に入れるかと思います。
2月でのいきなりの別れから4月、子供たちがスムーズに新しい学年で生活できるように、先生方も気持ちの余裕をもって来年度を迎えられるといいですね。
ではまた。
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