かわうそブログ

教師を辞めて無職の20代男が未経験からプログラマーになる過程を発信します。

新任の先生が授業力をあげるためにできること[担任1年目向け]

 

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どうもかわうそです。

 

初めてもつ学級。

 

これから行っていく授業。

 

新任の先生は、初めての担任にワクワクしていることでしょう。

 

しかし、その反面、

 

「授業なんて実習以来だしできるだろうか。」

 

このように思う方も多いと思います。

 

最初に言っておきますが、どんな学級指導よりも子どもにとって一番大切なのは、

 

”授業”

 

これが何より優先して力を入れて頑張ることです。

 

なぜなら、子どもと接する一番長い時間が、”授業”だからです。

 

授業一つでクラスの雰囲気、子どもたちの態度は大きく変わってきます。

 

教師は授業中、子どもを見ていますが、子どもは教師を見ています。

 

「この先生はどんな人だろう。」

「信頼できる先生かな。」

 

このようなことを、子どもは授業で判断していると言っても過言ではありません。

※もちろん勉強もしています。

 

そんな子どもとの人間関係は、授業をベースとして出来上がり、また授業もその関係から成り立っています。

 

最初はなかなか上手くいかないかもしれません。

 

しかし何十年もこのままでは上達しませんし、子どもたちもかわいそうです。

 

自分にとっても子どもにとっても良い授業ができるように、日々精進していかなければなりません。

 

今回は、そんな新任の先生が授業力をあげるためにできることを紹介していきます。

 

〜授業力をあげるためにできること〜

 

 "子どもとの信頼関係を築く”

 

子どもは、先生が「これは流石にできないかなぁ」と思うことでも意外とすんなりできてしまうことが多いです。

 

しかし、これは子どもたちの先生への信頼感があってこそできること。

 

子どもたちが「この先生は信頼できる。」という良好な関係を築くためには、普段から子どもたちと積極的にふれあい、楽しさも厳しさもある師弟関係のような関係になることが大切なのです。

 

ただ、仲良くなろうと、友達のようになってしまっては指導が通らなくなるので気をつけましょう。

 

うまくコントロールしながら、授業や係活動、休み時間などを使って関係を上手に結んであげましょう。

 

”時間は必ず守る”

 

先生がよくやりがちなのが、「時間は守りなさい!」というわりに、授業のキリが悪いといいところまでオーバーしてやってしまうことです。

 

それは時間を守っている子どもからしたらたまったものではないですね。

 

終わりの時間を過ぎて授業をしていたら、子どもたちはどんなことを思っているでしょうか。

 

「いつ終わるんだろう。」

「休み時間、早く遊びたい。」

 

集中なんてできるはずないですね。

 

時間を守ることは、信頼関係を築く上でもとても重要なことであることを認識して授業をしましょう。

 

”授業中は無駄な時間を作らない”

 

授業がうまくいかない理由として、説明が下手、工夫がない、子どもの学習レベルと合わないなどたくさんありますが、一番気をつけて欲しいことが、

 

「準備不足で子どもに空白の時間を作ってしまうこと」

 

こうなってしまうと、子どもは授業に集中できなくなり、先生の慌てぶりに注目してしまいます。

 

また、勝手な行動を起こす子どもも出てきます。

 

そうならないためにも、授業の準備は必ず行い、1時間の流れを簡単な略案にして作っておくといいです。

 

それを続けていくと、徐々に自分のスタイルが出来上がり、余裕ができます。

 

余裕ができると、軽い冗談も挟めるようになりますし、自分だけでなく子どもにとっても楽しい授業ができるようになります。

 

”他の先生の授業を見る”

 

色々な先生の授業を見ていると、たくさんの学びがあります。

 

「この部分を真似してみよう。」

「説明の仕方が上手い。」

 

しかしそこで、「自分の方が上手い」という気持ちが強すぎると、その授業を否定してしまう人がいます。

 

授業の仕方は、人によって様々ですし、色々な方法があります。

 

初めから「この人からは学ぶことはない」と決めつけるのではなく、様々な方法があることを受け入れて、そこから学ぶように心がけましょう。

 

指導の仕方だけでなく、関わり方や、教室の掲示の様子など貪欲に学ぶ癖をつけましょう。

 

〜まとめ〜

 

いかがでしたでしょうか。

 

授業は子どもにとって先生との信頼を築くものでもありますし、これからの人生にも関わってくる大変重要なものです。

 

今回、いくつかの方法を紹介していきましたが、他にもできることはたくさんあります。

 

自分なりに見つけた方法でももちろんいいです。

 

教師になってゴールではありません。

 

なってからがスタートラインだと思って、学び続けることが授業力をあげる一番の近道です。

 

ワクワクとともに、不安なこともたくさんあるとは思いますが、子どもたちと素晴らしい一年が過ごせるように願っています。

 

 

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