令和2年度から始まる、「プログラミング教育」に向けて解説します。
どうもかわうそです。
令和2年度から「プログラミング教育」が始まります。
「何をすればいいの?」
「プログラミングなんて自分もできない...」
と不安に思われている方が多いかと思います。
実は、そんなに難しくないんです。
今回は、「プログラミング教育」を行うに至った経緯とねらい、学習の進め方について簡単に説明していきます。
「プログラミング教育」を行うことに至った経緯
「プログラミング教育」を行うことで、
「これからの社会を生き抜くための情報活用能力の育成」
が目標として掲げられました。
これからの社会、5Gやドローン、AIなどが瞬く間に普及していき、生活する上で当たり前のように使う便利な時代に変わっていくことと思います。
(今ではまだ、「最先端」というイメージが強くありますが...)
しかしこれから、自動運転や家電などにもそれは組み込まれ、使いこなせなければいき抜けない時代になろうとしているのです。
そのためにも、子どものうちから情報活用できる力を身につけておこうというわけですね。
「プログラミング教育」のねらい
「プログラミング教育」をしていくねらいは3つに分けられているようです。
1:プログラミング的思考を育む。
2:・プログラムの働きやよさ、情報社会がコンピュータをはじめとする情報技術に
よって支えられていることなどに気づく。
・身近な問題の解決に主体的に取り組む態度やコンピュータ等を上手に活用して
よりよい社会を築いていこうとする態度などを育む。
3:各教科等の内容を指導する中で実施する場合には、教科等での学びをより確実な
ものにする。
まず、プログラミング的思考ってなんぞや...
と僕はなりました。
「プログラミング的思考とは」で調べると難しい言葉がごちゃごちゃと並べられていました。
簡単に説明すると、
プログラミングの概念に基づいた問題解決の仕方で、複雑な問題を小さな単位に分割して解きやすくしたり、問題の中でも適切な部分だけを取り上げるなど、現実社会の問題解決にも応用できる思考能力。
ということですね。
(簡単にしても難しい...)
要するに、「プログラミング」をさせるわけではなくて「プログラミングで使う考え方」を学ぼう。ということですね。
あとは、とにかくたくさん活用して、
「コンピュータっていろんなところで使われていて、そのおかげでこんなに便利に暮らせているんだなぁ。自分ももっと使えるようになりたい。」
という気持ちを養うことが2のねらい。
3では各教科と紐づけて行い、より確実に理解を深めていくことがねらいになっています。
(どのねらいも、難しそう...)
学習の進め方
さて、学習は週何時間、何の教科で行えばいいのかというところです。
実はこれ、
特に決められてはいません!
不安だった先生方にとってはちょっとした朗報かもしれませんね(笑)
1年間で、「どこで、何を使って、何時間やる」という決まりは特に決められてはいないのです。
まぁいきなり決められたらたまったものではないですよね...
そんな授業やったことないのに...
ただ、「Scratch」という教材は無料で使え、文科省もおすすめしているので使いやすいかもしれませんね。
興味がある人は使ってみてください!
(使った人は感想を教えてください。)
〜おわりに〜
いかがでしたでしょうか。
「プログラミング」と聞くと難しいイメージがありますが、
・実際にプログラミングをさせるわけではないということ。
・1年間に何時間といった決まりがないこと。
をわかってもらえたかと思います。
最近でいう道徳であったり、外国語であったり、
さらにはプログラミング教育。
何かと変化の多い職業かと思います。
そして今回の「プログラミング教育」が果たして本当に良いものなのか...
どうなるかはわかりませんが、
子どもたちにとって大きな学びになるといいですね。
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